2022年12月22日に閉会した仙台市議会第4回定例会。今回の最大のテーマは「源泉所得税の納付漏れをめぐる問題」でした。2022年6月30日に仙台市が支給した期末勤勉手当の源泉所得税を、職員の事務ミスから期日までに仙台北税務署に納付しなかったため、不納付加算税と延滞税を合わせて、約5000万円追徴されることが、昨年11月18日に明らかになりました。
市長は、一般財源で補填する「一般会計補正予算案」を議会に提案してきましたが、これは補填を市民に押し付けるものであり、到底市民の理解が得られるものではありません。本件に対して私たちの会派は3つの修正案を提出し、会派を代表して質疑を行いました。
- 納税ミスを補填するため総務費に計上した4,948万5,000円の削除をすべき!
- 市長の期末手当を引き上げるべきではない!
- 議員の期末手当も引き上げるべきではない!
しかし、今回この修正案を実現することはできませんでした。これは誠に遺憾であり、管理監督責任を負うのは政治家たる市長であるという考えのもと、今後も市民のみなさまや職員に負担を押し付けない政治判断を求めていきたいと思います。